コーヒー用語集 や行

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輸出

他の国へ品物を販売すること。
コーヒー豆は、ブラジル・サントスやイエメン・モカなど、輸出に使われる港の名前がそのままブランドになっているものも多い。

輸入

他の国から品物を買い入れること。
コーヒーは生産可能地域が限られるため、欧米諸国や日本などは輸入に頼らざるを得ない。
かつては輸入までの間に生豆の品質が低下してしまうことが多かったが、近年は輸送技術も向上したため、ほとんど劣化のない常態で輸入することもできるようになってきている。

湯温

お湯の温度。 コーヒー抽出に使用するお湯は、使用する器具や豆の種類、挽き目などによって様々な温度に設定される。 基本的には湯温が高い方が苦味が強く、低い方が酸味の強いコーヒーになる。
これはコーヒーの中に含まれる成分のうち、苦味や渋みに関する成分の方が高温でなければ溶け出しにくいためである。
ただし、豆の粒度や抽出にかける時間などによっても味わいは大きく変わってくるため、自分の好みに合わせたコーヒーを入れるためには何度も試行錯誤しながら温度を決定していくしかない。
沸騰直後のお湯を少し休ませる、ポットに移すなどの条件をそろえることである程度湯温をコントロールできるが、厳密にやるのであれば水温計を使用して確認したほうが良い。

ユアンヤンコーヒー

フィルターコーヒーを使用したドリンクの一種。
コーヒーと紅茶を混ぜてコンデンスミルクを溶かした、台湾で人気の飲み物。
やってみるとわかるが、適当にコーヒーと紅茶を混ぜただけだと、薄まったコーヒーの味に複雑化した紅茶の香りがまとわり付いてあまりおいしいものではなく、それぞれの銘柄の相性や混ぜ合わせる比率などが重要になってくる。
うまくはまるとピントが急に合ったようにおいしくなるので、追求しはじめると意外と奥の深い飲み物かもしれない。

油分

コーヒー豆に含まれる成分の一つ。
焙煎深煎りにまで進めていくと豆の表面がつやつやしてくるのは、熱で細胞壁が壊れて細胞内に含まれていた油分が表面に浮いてくるからであるとされる。
ペーパーフィルターネルなどを使用すると、フィルターに吸着されてしまってコーヒー内には落ちてこないが、フレンチプレスや金属フィルターで濾過すると、油分も含んだコーヒーを味わうことができる。
一般的には、油分を含むコーヒーの方がコクのある強い味わいになるとされる。

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