コーヒー用語集 ら、わ行

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ライトロースト

焙煎の程度の一種。
8段階あるローストのうち一番浅いものに該当し、コーヒーとして飲める浅煎りの限界と言える。
多くの場合まだ生臭さが残り、強烈な酸味が感じられる。
挽き目やお湯の温度、淹れ方などを工夫しないとおいしく飲むことは難しい。

ラテ

字義的にはミルクいり飲料全般のことだが、現在では注釈無しでラテといえば一般的にカフェラテの事を指す。
セカンドウェーブエスプレッソ系飲料が流行った際に、カフェラテ、カフェモカ、カフェミストなど「カフェ」の付くドリンク名が多かったため、これを略したものが定着したと考えられる。

ラテアート

カフェラテを作る際に表面に描く模様などのアート。
エスプレッソにフォームドミルクを注ぐと、その部分に茶色く縁取られた白い跡が残る。
これを利用して、ジグザグに注いだり強弱をつけることで複雑な模様を作り出す。
古典的なものとしては「ハート」「木」「チューリップ」などがあり、これらを組み合わせて複雑化したものも。
さらに近年では、注ぎ終わった後にピックを利用してキャラクターや文字を書いたり、ココアパウダーなどを利用してシルクスクリーンのように型をプリントしたり、固く泡立てたミルクフォームを盛って立体化したりといった様々な技術も生まれ、一気に多様化している。
飲み物の表面に作り出す、本来その場限りのお遊びだったが、SNSの発達によって記録と発信が日常化したことも複雑化と流行の一因と言えるだろう。

ラテンアメリカ

広義では、南北アメリカ大陸とカリブ海に位置する国のうち、メキシコ以南の国々を指す。
狭義ではラテン系文化を継承する20の国や地域とされることもあるが、現在はあまりこちらの意味は使用されていない。
ブラジルを始めとしてコーヒー栽培を行う国が多く、非常に良質なコーヒー豆が取れる地域も多数含まれる。

リベリカ種

コーヒーノキの種類のひとつ。
インドネシアなどで栽培されていたが、現在はほとんど商業的には出回らない。
マレーシアやスマトラ島、その周辺で、現地の人々が自分で飲むために少量栽培されているのみである。

リブ

ドリッパーの内部についている線状の突起構造。
ペーパーフィルターがドリッパーに張り付き、注いだお湯がコーヒー粉の間を通らずにペーパーとドリッパーの間に逃げてしまうのを防止するため、またお湯を吸って膨張する粉の動きを阻害しないための構造と言われている。
メーカーごとに独自の理論に基づいた、それぞれ異なる形のリブがついている。
お湯の注ぎ方や味の好みによってどれを使用するのが良いかは変わってくるが、各メーカーが出している純正のペーパーを使用した方がより効果が高まるとのことなので、どれがよいか試す際にはペーパーフィルターもそろえて比べてみた方が良いといえるだろう。

ロースト

焙煎のこと。
シティローストフレンチローストなど、焙煎の度合いを示すときにも使用する。

ロースター

焙煎機、もしくは焙煎を行う人のこと。
特に後者の場合は、職業的にコーヒー焙煎を行っている人、というニュアンスが強い。
ただし近年では自宅で焙煎を楽しむアマチュアロースターも増えてきており、言葉の指す範囲も徐々に変わりつつある。

ロール式ミル

二本のロール型の歯で豆を噛み砕くように挽くタイプのミル
横向きにした棒状の歯を二本噛み合わせるように回転させ、その間に通すことで豆を砕く。
摩擦熱が発生しづらく、段階的に細かくしていくことで粒度のむらもほとんどない均一な挽き目を得ることができる。
ただ、価格の高さやメンテナンスの必要性などから基本的に業務用ミルで使用されており、家庭用はほぼ製造されていない。

濾過

液体をメッシュなどのフィルターに通し、固形物を分離すること。
抽出が終わったコーヒーは、沈殿させて上澄みをカップに注ぐイブリックのような例外を除いて、濾過によってコーヒー粉とコーヒー液を分けるが、どのタイミングで、どんなフィルターを使用して濾過するかによって味わいが大きく変わってくる。
ペーパーフィルターやネルなどで濾過すると、微粉はもちろん油分なども混じらないクリアな味わいのコーヒーになるが、逆にフレンチプレスなどの粗めの金属フィルターの場合は、液面に油膜の張った、飲み終わった後カップの底に粉が残るほどの「粗濾し」なコーヒーになる。

ロブスタ種

コーヒーノキの種のひとつ、カネフォラ種の別名。
「ロブスタ」は本来カネフォラ種の一品種に過ぎないが、種内でロブスタだけが有名になりすぎてしまったため、次第にこう呼ばれるようになった。
今では、ロブスタ種と言った方がカネフォラ種よりも一般的には通りが良いことも。

ロマーノ

エスプレッソドリンクの一種。
エスプレッソにレモンピールで香りをつけたもの。
レモンの爽やかな香りがエスプレッソをいっそう引き立てるさわやかな一杯。
これにレモン果汁も加えると「リモーネ」というレシピになり、こちらはエスプレッソ本来の酸味に加えてレモンのすっぱさが刺激的な、ロマーノとはまた違ったおいしさを味わえる。

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