喫茶店のメニュー(コーヒー以外のドリンク)|喫茶店という文化

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喫茶店のメニュー(コーヒー以外のドリンク)

クリームソーダ

縦長のグラスに注がれたソーダ水の上に、アイスクリームが乗ったドリンク兼デザート。
ソーダフロート、と呼ばれることもあります。
ソーダは基本的に緑色で、単に色がついているだけの甘いシロップを使用しているお店と、メロンソーダを使用しているお店がありました(ただし、メロンソーダも本当のメロンなど使用しているはずもなく、香料と甘味料で作られたいわゆる「メロンソーダ味」です) その涼やかな色味と味わいから、夏の喫茶店の風物詩として記憶されている方も多いのではないでしょうか。
このほか、ソーダをアイスコーヒーにしたコーヒーフロートや、コーラに置き換えたコーラフロートなども開発されています。

ミルクセーキ

牛乳、卵黄、砂糖を混ぜ合わせて作るドリンクです。
混ぜる際に空気を含めるようによく攪拌するので、とろとろとした飲み口になります。
本来は、クラッシュアイスやアイスクリームと混ぜて作る半固形のアイスドリンクを指し、その名の通り「ミルクシェイク」に近いもののようですが、喫茶店では(キューブアイスなどは加えられているものの)液体状の飲み物として提供されていました。
ただし、長崎ではカキ氷を混ぜて凍らせたシャーベット状のメニューも販売されていたということなので、地域によって異なる進化を遂げていたようです。
カスタードクリーム様なやさしい甘さは、コーヒーが苦くて飲めない人にとってオアシスのような存在だったのかもしれません。

レモンスカッシュ

ソーダにレモン果汁を加えた、酸味の際立つドリンクです。
省略して「レスカ」とも呼ばれていました。
レモン果汁ではなく香料の入ったシロップを使用したり、業務用にパッケージ入りで売られている果汁を使用しているお店もあったようですが、味や香りの面では生果汁には遠く及びませんでした。
本当の「レスカ」は、ストローで吸い込むとほほがきゅっとなるような強い酸味と、はじける炭酸の刺激が口の中を通り過ぎていく、ノンアルコールカクテルのような大人のドリンクなのです。
残念ながら、材料費や知名度以上に「生レモンを常備しておく」「注文が入ってから一つずつ絞るので手間がかかる」という理由で、今ではほとんど見られなくなってしまいました。

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