狙った焙煎度合いに揃える|焙煎の流れ(失敗しない方法・対策)Point4:焙煎2

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Point4:焙煎2・狙った焙煎度合いに揃える

使用する道具にもよりますが、ある程度失敗がなくなってきても悩まされるのが「思ったより浅煎り(または深煎り)になってしまった」という失敗です。
の特徴などが理解できてきて、この豆なら自分の好みに合わせるにはこれくらいの焙煎度合いだろう、と分かっていたにも関わらず、焙煎がずれて結果として好みから外れてしまう、なんてことになったら普通に失敗するより悔しいですよね。
また、一回の焙煎で出来上がったコーヒー豆のうち、一部がハイローストくらいなのに他の一部はフルシティローストくらいまで進んでしまっている、なんてことになると、安定した味わいは望めません。

基本的に、同じロット・種類の豆を同じ道具と熱源で焙煎した場合、熱源からの距離と時間を合わせればほぼ同じ仕上がりになるはずです。
一回目は中煎りだったのに、同じ条件でやった二回目は深煎りまで進んでしまった、という場合、もっともありがちなのは「熱源からの距離」が違っていた、ということです。
特に初心者の場合、まだ感覚として距離を把握できていないため、5分、10分と焙煎が進む間に焙煎器が上下してしまいがちです。
底部が網状になっている直火式の焙煎器を使用している場合は特に、わずかな距離の差が焙煎の進み具合を大きく変えてしまいます。

左右前後によく攪拌しつつも、できるだけ同じ高さを保つように意識するようにしましょう。
感覚的にできるようになるまでは、コンロの近くに高さを示す目印を立てておいてもいいかもしれません。
何度も繰り返すうちに、感覚的に一定の高さを保って振ることができるようになるでしょう。

屋外で焙煎しているときは、風や気温の影響も無視できません。
カセットコンロなどを使用しているときは特に、わずかな風でも伝わる熱が弱まり焙煎の状態が変化しがちです。
断続的に強い風の吹く寒い日など、豆の温度がいつまで経っても上がらず何十分火にかけていても全然進まない、なんてことも考えられます。
野外焙煎の場合はできるだけ風のない日を選び、コンロの周りに風よけを立てるなどして影響を受けないようにしましょう。

直火式の焙煎器は、半直火式にくらべて火の回り方にむらができやすく、慣れないうちは一定の仕上がりになりづらいこともあります。
何度も繰りかえし練習するうちにある程度改善することができるはずですが、あまり気になるようであれば直接火の当たらない半直火式の焙煎器を使用してみましょう。
逆に半直火式は容器内に熱が溜まるため、過熱状態になりやすいというデメリットがあります。
火加減や焙煎器の高さ、時間などの条件をしっかり揃えることで防止することはできますが、難しいようなら直火式を使用することも検討してみるといいかもしれません。
どちらもそれぞれの長所、短所がありますので、自分のスタイルや好みに合った器具を使用しましょう。

まとめ4

  • 狙った焙煎度合いぴったりに仕上げるのはなかなか難しいもの。条件を揃えればほぼ同じ仕上がりになるはずだが、初心者のうちはずれてしまいがち。
  • 原因としてありがちなのは、熱源からの距離がまちまちになっているということ。同じ高さを意識して練習、それでもだめなら目印にあわせて振ってみるといいかも。
  • 屋外で焙煎する場合、風が強い日や寒い日は焙煎器や豆が冷えておくれがちに。風よけを立てるなどして影響を受けないようにしよう。
  • 焙煎器によってはむらができたり過熱状態になりやすい。自分のスタイルや好みに合った器具を選ぼう。
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