歯の構造の種類(ミルの違いと選び方2)

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歯の構造の種類

 刻みのはいった二本のロール歯が地面と水平に入っており、内側に向かって回転することで粉砕するように挽きます。

 主に業務用の大きなミルで採用されている構造で、コーヒー豆に余分な熱が伝わりづらく、挽きあがりも均一になりやすい方式といえます。

 ただし、高価でサイズも大きいため、個人向けの小さなミルで採用しているものはほとんどありません。

 ミキサーのようにプロペラ状の刃が回っていて、これで豆を叩き切るように挽く方式。

 構造が簡単で、小さな製品や安価な電動製品によく採用されています。

 挽き目を選択するような機構や、挽き終わった豆が別の部分に溜まるような機構が一切なく、スイッチが入っている間無差別に挽き続けるため、狙った細かさにあわせることが難しくむらになりやすい方式です。

 雑味の元となる微粉と呼ばれる細かな粉も出やすいため、専用のふるいで微粉を分離するなどの作業が必要になります。

 とにかく安価で小型なため、とりあえずで購入してしまいがちですが、何度も使用してコーヒーを淹れるうちにほぼ確実に他の方式の製品が欲しくなると思われますので、余程の理由がない限りは避けたほうがいいでしょう。

 通常、ドリル状に刻みのはいった可動歯と、その対になる固定歯で構成されており、臼のように隙間に誘導した豆を割るようにして挽いていきます。

 隙間の広さを調整することで挽き目を指定することができ、特に中挽きから細挽きではかなり目のそろった粉を得ることができます。

 ただし、構造上挽き割ったときに隙間より細かくなってしまうものも若干ながら混じるため、特に粗挽きではやや不揃いな目になることもあります。

 手動式、電動式の両方で採用されていますが、かかる力やスピードが一定である電動式のほうが挽き目が揃いやすいようです。

 摩擦熱がやや発生しやすい方式ですので、一度に大量に挽く場合には注意が必要です。

 臼歯式を横にしたような形状ですが、可動歯、固定歯の両方にするどい刃がついており、豆を裁断して挽く方式。

 微粉もほとんど出ず、電動式ではほぼ均一なを得ることができます。

 ただ、歯の形状からあまり粗い目を挽くのは得意ではなく、中挽きから細挽きに適した器具といえるでしょう。

 ロール式ほどではないとはいえ器具のサイズが大きく、臼歯式やブレード式に比べて価格も高めのものが多いので、なかなか最初に買おうと思うとハードルが高いのですが、実際使ってみるとその差を実感することができます。

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