ラオスの基本データ |
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国名 | ラオス人民民主共和国 | |
首都 | ヴィエンチャン | |
人口 | 約690万人 | |
国土面積 | 約23.7万k㎡ | |
地域 | アジア | |
栽培されている主な種 | ロブスタ種 | |
主な処理方法 | ウォッシュト | |
生産量 | 約8.9万t | |
主な生産地 | ボラベン | |
代表的な商品名 | ラオス |
ラオスは東南アジアに位置する共和制国家です。
かつては強大な王国が統治していましたが、18世紀から19世紀にかけて他国の植民地化などの支配が進み、独立後も長く内乱などが続いた関係で、現在ではアジア諸国の中でも発展が遅れている国といえます。
ただし、局地集中なく国土全体に国民が散らばっていることや農業が主要な産業となっていることなどから、飢えによる死者などは非常に少なく、貧窮している、という状況ではないようです。
近年ではタイや中国などから企業資本が流入しており、急激な近代化が進んでいます。
コーヒー産業においても、大資本に基づいた大規模農園が増えてきているようです。
ただ、ラオスにはフランス植民地時代に栽培をスタートした小規模な農園が多いのですが、これら伝統的なコーヒー作りをする農園は産業の拡大による市場価格の下落に耐えられるだけの経済的体力がありません。
そこで、2000年頃から小規模農園とフェアトレードでの契約を結び、伝統的なラオスのコーヒー豆を保護するという動きが広まってきています。
もともと最初にコーヒーの栽培がラオスで始まった頃には、アラビカ種のコーヒーノキが植えられることが多かったそうです。
しかし、病気に弱く収穫量も多くならないアラビカ種では農園経営が立ち行かず、現在ではほとんどがロブスタ種に植え替えられてしまったとのこと。
フェアトレードを推進する企業や組合では、もう一度アラビカ種の栽培を広め、市場で高い価値を持つコーヒーを生産できるよう指導し、機材の導入なども支援しています。
その甲斐あってか、近年では日本国内でもラオスのアラビカ種、特にスペシャルティコーヒーが見られるようになってきました。
ラオスのコーヒーは良質な苦味と豊かな香りが心地よく広がる、中深煎り~深煎り向けと言われています。
全体にまろやかで飲みやすいため、ブラックのままゆっくりと楽しめるコーヒーといえるでしょう。