ギニアの基本データ |
|
|
---|---|---|
国名 | ギニア共和国 | |
首都 | コナクリ | |
人口 | 約1050万人 | |
国土面積 | 24.6万k㎡ | |
地域 | アフリカ | |
栽培されている主な種 | ロブスタ種 | |
主な処理方法 | - | |
生産量 | 約1.8万t | |
主な生産地 | - | |
代表的な商品名 | ギニア |
ギニアは、西アフリカに位置する共和制国家です。
19世紀にはフランスによる植民地支配を受けており、1950年代に独立する際にフランスからの制裁を受けたことで、世界最貧国に転落しました。
現在はボーキサイトの輸出などで都市部の近代化は進んでいますが、農村部では依然としてぎりぎりの生活が続いており、貧富の差の拡大が問題視されています。
18世紀にブラジルによってコーヒーノキが持ち出されてしまったフランス領ギアナ(フランス領ギニアとも言う)や、同じアフリカのコーヒー生産国の一つである赤道ギニアと混同されることが多いようですが、まったく別の国です。
独立後の政治的混乱や工業化によりコーヒー産業はあまり発展していませんが、それでもバナナやパイナップルなどのフルーツと並んで、主要な輸出品目の一つとされています。
現在、特に農村部における支援策の一つとして、コーヒーに関する技術指導やフェアトレードなどの取り組みが行われており、近代化の恩恵を受けられない人々の生活を支える柱の一つになろうとしています。
今後これらの活動によって、ギニア産の良質なコーヒー豆がスペシャルティコーヒー市場に登場してくるかもしれません。