カフェを知る③:マスターと話す|カフェを楽しむ6

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カフェを知る③:マスターと話す

お店のコンセプトや考え方について、いろいろと推測する方法を見てきましたが、一番確実なのは実際に聞いてみることです。
とはいえ、お店の混み具合や営業方法によっては、むやみに話しかけるのはお仕事の邪魔になってしまう可能性もあります。
また、手が空いているときであってもあまり積極的には話しかけて欲しくない、という人もいます。
話しかける際には、タイミングをしっかり見極め、手短に済ませるようにしましょう。

もっとも自然で問題になりにくいタイミングとしては、注文時があります。
ストレートの中でおすすめはありますか?」「(表記がなければ)焙煎度合いはどれくらいですか?」といった質問であれば、迷惑になることはほとんどないでしょう。
ただ、このタイミングでは実際にコーヒーを飲んでみて浮かんだ疑問は聞くことができないのが難点です。
そういった質問は、できるだけ要点を絞って簡潔にしたうえで、接客中やコーヒーを淹れているとき、混みあっているときなどをはずして聞いてみましょう。
ただ、もちろん全ての質問に答えてもらえるとは限りません。
ブレンドは何をメインにしているんですか?」といったくらいの質問であれば答えてもらえるでしょうが、「使用しているコーヒー豆の品種や銘柄と具体的な割合は?」などと聞いても、企業秘密として回答を拒否されるのが普通です(場合によっては他のお店のスパイか何かではないかと疑われても文句は言えません)。
質問内容は、あくまで常識の範囲内で収めましょう。
あせらなくても、何度も通って仲良くなれば話をするチャンスも増えてきます。
何度も質問をするうちにこちらの好奇心や情熱が伝われば、マスターの性格によっては思いもかけないほど深い話を聞かせてくれるかもしれませんよ。

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