フィルターにコーヒーの粉をいれる(ドリッパーを使用したコーヒーの淹れ方5)

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5.フィルターにコーヒーの粉をいれる



好みの挽き方をしたを適量フィルターへ投入します。
この際、の表面ができるだけ均一に平らになるようにしましょう。
でこぼこしたり斜めになっていると、着地したお湯の流れや盛り上がる泡の動きが予測しづらくなり、味にも影響してしまいます。
とはいえ、エスプレッソマシンにセットするときのように上から押さえたり叩いて固める必要はありません。
コーヒーの粉を入れたあと、ドリッパーを軽くゆすってあげるくらいで十分です。

さあ、ここからいよいよお湯を注ぎ、コーヒー抽出していきます。
ただ、ここまで書いてきたとおりコーヒーの味は豆の種類、焙煎の状態、挽き方、お湯の温度などで大きく変わり、条件が違えば淹れる方法も変わってきます。
例えば、お湯の温度が通常より高い場合はコーヒーの成分がはやく溶け出してきますので、余計な苦味や雑味がでないように短時間でさっと落とさねばならず、逆に温度が低い場合は旨みを溶かすための時間を多く取らねばなりません。
また、コーヒーの挽き方が粗挽きなら最初の蒸らしに時間をかける必要があり、細挽きなら過抽出にならないよう気を付けねばなりません。

深煎りの豆は成分の溶け出しに時間がかかりますが、お湯の温度が高いと苦味が出すぎますし、浅煎りの豆をゆっくり抽出していると酸味やえぐみが出すぎます。

ここではまず、以下の条件での淹れ方を見ていきましょう。

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