- 200~250ml容量のカップなどを、比べたいコーヒー豆の種類分だけ用意する。
- 豆を10~12gずつ用意する(豆の重量は全種類統一する)。
- 各カップに豆を割り振り、品種を付箋で貼り付けるなどどのカップがどの豆か確認できるようにしておく。
- 異なる種類の豆を挽くときには、その都度ミルをしっかり掃除するかカッピングに使用しない分の豆を少量挽く(例えばAの豆を挽いたあとでBを挽く場合、カッピングに使用しないBの豆を少量挽く)などして、ひとつのカップに二種類の粉が入らないようにする。
- 95℃前後の熱いお湯を各カップに注ぐ。全てのカップのお湯の量や温度が同じになるようにし、粉全体にいきわたるように注ぐ。
- かき混ぜたりせずに、そのまま4分待つ。
この時カップの表面に「クラスト」と呼ばれる粉の層ができるので、これを崩さないようにそっと香りを確かめ、書き留める。
- 4分経ったらスプーンで軽くかき混ぜてクラストを崩す。この際にも香りを確かめ、書き留める。
- コーヒーに浮かんでいる泡やクラストの残りの粉をスプーン二つを使って掬い取る。
- スプーンでコーヒーを掬い取り、一口すする。空気と共に口に含むことで、より香りと味が感じとりやすくなるので、それぞれ書き留める。
- 一巡したら最初に戻り、何度も繰り返しテイスティングする。
- 空気に触れる時間や温度によって味も香りも変化していくので、その都度チェックし書き留めていく。