5、取り除く豆④ 焙煎後
サイズまで揃えると、お皿にはハンドピック前とは見違えるような均一できれいな豆が残っているはずです。
さっそく重量を量り、焙煎してみましょう。
(それとは別に、「判断つかないもの」に選り分けた分も、まとまった量があるようであれば焙煎して飲んでみましょう。残ったほうの豆と明らかな味わいの差があるなら成功といえますし、あまり差がないと感じるのであればピック時の基準が厳しすぎる可能性があります)
焙煎が終了し重量を量ったら、すぐにでも飲んでみたくなる気持ちをぐっとこらえてもう一度お皿の上に広げてみます。
生の状態とは違って茶色く色づいた豆のなかに、変に白っぽいままの豆が残っていませんか?
もし残っていたら、未熟豆や発酵豆の可能性が高いので取り除いてください。
それ以外にも、必要以上にこげてしまっているもの、見落としていた変形豆などがあれば取り除きます。
焙煎してからでなければ気付きづらい欠点豆もありますので、もう既に一回やっているからと適当にはせず、しっかり確認しましょう。
これでハンドピックは終了です。
実際に淹れて飲んでみると、何もしていないものに比べて明らかに味が良くなっていることに気付くはずです。